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2007年6月19日 (火)

AT-Xが強い理由

地方在住アニヲタの強い味方、AT-X(アニメシアターX)。
(強い味方というか、頼らざるを得ない?)
数ある全国媒体の中でU局アニメ放映数はNo.1。
そんなATの強さの理由を調査しました。

ATの視聴世帯数(契約者数)は、ケーブル視聴を含め87000世帯。全国総世帯数(5110万世帯)の0.17%でしかない。
これはスカパーのチャンネルとしては、かなり小ぶりである。

キッズステーションが660万世帯(13%)、アニマックスが642万世帯(12.5%)で視聴されているのに比べ、大きく見劣りする。

最も普及した全国放送であるアナログBSの1300万世帯(25%)とでは、比較にすらならない。
(視聴世帯数はNHKの衛星カラー契約数による)

地上波だと、テレビ愛知(アナログ波)が360万世帯(7%)。
力の差は歴然だ。

ところが、アニヲタ相手だと、状況は一変する。

有名な野村総研の公認(?)アニヲタ数は、11万人。これに対しATの契約数が87000人。
計算すると、対アニヲタ普及率は79%になる。

ここで注目すべきは、ATの「プレミアチャンネル」という特性。

ATはスカパーだろうがケーブルだろうが、単独で契約し月1575円という他チャンネルに比べ高い金額を払わないと見られない。
これにより、ATはアニヲタ以外の視聴をある意味拒絶し、視聴者のアニヲタ純度を飛躍的に高めている。

ポケモンや遊戯王DMを放映しないのもそれに一役買っている。
(放映しない理由はおそらくテレ東の番販狙いだが)

最近はブリーチがキッズ、マイメロやアイシールドがアニマで見られ、テレ東の全日枠アニメはほぼBSジャパンで視聴可能である。
普通のアニメ視聴をATでする必要はないと言っていい。

もはやAT契約者はアニヲタ100%である。

対するキッズ・アニマはセットやパックに含まれたりしているので、(つまり抱き合わせ契約)積極的に契約しなくても見ることができる。
逆に言えば、見る気のない人にまで契約させているということになる。

これは視聴世帯数を増やすのに有効だが、純度を薄める両刃の剣である。

ヲタアニメ市場の宣伝対象はアニヲタのみであることを踏まえると、ATのアニヲタカバー率79%というのは、そのまま人口カバー率と捉えて問題ない。

テレ東系列や7都府県域局の全国人口カバー率が60%に満たないことを考えれば、ATの79%という数字はかなりおいしい。

兄弟姉妹でアニヲタ、夫婦でアニヲタというケースもあるので、実際はそれ以上に視聴されていることになる。

圧倒的だ。

全国の総人口が1億2700万人だから、アニヲタはそのうちの0.087%。逆算するとアニヲタ1人を得るためには、1149人の視聴人口が必要になる計算だ。
つまり、ATの視聴者1人は普通の視聴者1149人分に相当する。

まさにリアル一騎当千。ATがU局アニメの放映に強いのは当然の結果である。

ところで逆に考えると、「ヲタアニメでも一般の人が見て面白いと思ってDVDを買ってくれる」ってくだらない幻想が、アニメのAT放映を阻む最大要因になってるんだよな。

誰だよハルヒをあんなにヨイショしたヤツは。そういう煽りで権利側の勘違いを助長するんじゃない。
おまえらのせいでATに来る新番が最近少ないじゃないか!

あとそういう幻想を抱くなら抱くで、今からでもハルヒBSデジタルかスカパーでやってくれよ。
ファミ劇も猫も視聴世帯数500万以上あるぞ。
おまえらの大好きなテレビ愛知より視聴世帯数多いんだぞ。

@ソース
ATの視聴世帯数:http://www.nichemedia.jp/bscs/syosai.php?media_no=89
キッズ・アニマ他の視聴世帯数:衛星テレビ広告協議会公式サイト(http://www.cab-j.co.jp/)
他は省略

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